2019-12-12

antennasia: Error Code : SFRN



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antennasia: Error Code : SFRN
[Double Life Records DLCA-0007]




01. Sounds like Sunshine
02. Tapping on my Skin (Album Mix)
03. Beyond the Dust (Album Mix)
04. Dedicated to Saffron
05. Hate or Love
06. Dirt in Blue
07. Kaleidoscope in the Dark
08. Because It's Invisible
09. Carried Away by the Noise



all songs written by antennasia
vocals by san / tracks by nerve & san
mixed and mastered by Nerve
produced by antennasia

Error Code : SFRN
エラーコード SFRNが生成するグリッチとポップの狭間の世界。antennasia 20年目の通過点。
エレクトロニカ、ダブ、ロック、アンビエントなど、様々な要素を内包しつつも、実はどこにも属することのない音楽を作ってきたsan (vocal, track)、Nerve (track)によるユニット antennasia。その結成20周年にアルバム「Error Code : SFRN」はリリースされる。
世の中にも個人の思考や行動にも存在するエラーやグリッチをテーマにした本作は、ソング・ライティングに軸を置いた楽曲の比重が増し、sanのヴォーカルを中心に据えた重心の低いサウンドに、Klaus NomiやVisageなどの80sのニューウェーヴ/シンセポップのエレメントが加わったカラフルなアルバムとなっている。
シューゲイザーの要素も取り込んだ”Sounds like Sunshine"、アンドロイドによる贖罪の祈りをエレポップに乗せた"Tapping on my Skin”、力強いダブ・エレクトロ”Beyond the Dust”、食材・サフランの目線で書かれたミディアム・ソウル”Dedicated to Saffron”、知覚の変化を、密室的な音響からアンセムへの展開で表現した”Hate or Love”、パンキッシュなガラージ”Dirt in Blue”、暗闇の中の光を歌ったサイケデリック・テクノ”Kaleidoscope in the Dark"、自然の静謐とカーニヴァルの狂騒が交錯する"Because It's Invisible"、8分に及ぶシュールな小組曲"Carried Away by the Noise”。9つのピースで構成された外へと向かう力を感じさせるアルバムとなっている。一処に止まらないantennasiaが20年目にたどり着いた、もうひとつの通過点。

antennasia(アンテネイジア):
1999年、san(vo)とNerve(track)により結成。エレクトロニカ、ダブ、ポップなど様々な要素を内包した音楽性を展開。アルバム”Phased”(2002)がきっかけとなり欧州ツアーを行う。2005年、”Cinemice”発表。同年より坂本龍一氏の番組「RADIO SAKAMOTO」で楽曲が紹介され注目を集める。アルバム“23 Bluebird Street, Velo-City”(2006)には同氏がコメントを寄せている。2008年、Rob Smith、DJ3000、Embee (Looptroop Rockers)、D-Friedなどが参加したリミックス・アルバムを発表。メディアアート、ダンスなど、様々なフィールドのアーティストとのコラボレーションも行っている。2010年、アルバム”Qus-cus”をリリース。コンピレーション「ARTIST ACTION」(2011)、「坂本龍一トリビュート」(2012)などにも参加。以降も、リミックスEP "Re : Qus-cus”(2012年)、”Howling”(2013年)、デトロイトのDJ3000が主催するレーベル Mezéからの”Dragonfly EP”(2013年)、”Alter-Egoist”(2017年)とコンスタントに作品をリリース。”Error Code : SFRN”は9作目のオリジナル・アルバムとなる。

「音源と一緒に送られて来たメッセージに、今回はソングライティングに重きを置いた旨が記されていたのを目にした時、antennasiaの大きな魅力はどこにジャンプするか予測不能なsanのある種アノミーなボーカルにあると思っている僕は、正直「それはどうかな?」と心配したのだった。
が、そんな要らぬ心配は一聴して消え去った。
トラックの音色を含めて80’sエレクトロポップの要素がふんだんに盛り込まれた今作であるが、僕には80’sのポップなエレクトリック・ミュージックよりも、当時の音楽シーンの既存フォーマットを解体、分解して再構築することに通じたパンクのスピリッツに似たものが聴こえてくる。差し詰め、エレクトロ・パンクといったところか。
Nerveの、ソングライティングに重きを置いた新境地、というメッセージから安易に大衆音楽のソングライティングをイメージした僕だったが、実際にはクラシックのそれに通じる曲構成、編曲(ボーカルアレンジを含む)までを含めたソングライティングなのだろう。
楽曲を牽引する力強いsanのボーカルは不変ながら、たしかに新しいantennasiaがここにある。」
- 木村達司 (dip in the pool)

"Antennasia once again take the listener on a journey thru tapestries of soundscapes and multi-influenced genre shifters.
san's vocals and delivery reaches new plateaus over Nerve's epicurean handicraft."
(antennasiaは、またリスナーを連れてゆく。音風景のタペストリーと、複合的に作用するジャンル移動装置を通る旅へと。
sanの声と歌唱は、Nerveの美味な手工を超え、新しい地平に到達している。)
- Embee (Looptroop Rockers)

"antennasia delivers a well woven album from beginning to end. Soundtrack material from Nerve and san ranging from ethereal anthems to "Black Dog-esque" odd rhythms that leads into a Miami club at 8am afterhours. Threaded together by mixed vocal from San with hints of Macy Gray and rooted in polished Sendai Japan in 2030. Future Japan."
(antennasiaが、最初から終わりまで良く編まれたアルバムを届けてくれた。Nerveとsanによるトラックは、天上のアンセムから、マイアミのクラブの朝8時のアフターアワーズへと導くブラック・ドッグ風のリズムまで幅広い。それらは多様で、ほんの少しメイシー・グレイ風のsanのヴォーカルによって縫い合わされ、2030年の洗練された仙台/日本にルーツを持っている。フューチャー・ジャパンだ。)
- La Mano Fria (Sud Swap, Botanica1, Beta Bodega)