2020-02-22

Arturia公式ユーザーグループイベント東京 Volume. 2

安田寿之主催、シンセサイザーメーカーArturia社(本社:フランス グルノーブル)製品ユーザー、音楽制作関係者、電子音楽好きなリスナー向け、Arturia社公式イベントシリーズ第2回を以下内容で行います。



Arturia公式ユーザーグループイベント東京 Volume. 2
日時:2020年2月22日(土)15:00-19:00
会場:Suppage(代官山)
セッション参加音楽家:Morgan Fisher、34423、Yumi Iwaki、Uhito Kiyosue、安田寿之(ユーザーグループリーダー)
料金:1,000円(1ドリンク付き、Arturia社提供グッズ配布あり(数量限定))

お申込み方法:
こちらにて受け付けております。
所定人数に達し次第、受付終了いたします。

内容:
第1回(2019年4月22日、Red Bull Studios Tokyo)はレクチャーとライブでしたが大きく趣向を変え、誰でも参加できる電子楽器を使ったセッションで、そこにプロの音楽家が随時参加するかたちになります。
どういうご参加でも歓迎です。

<手ぶらで参加>
Arturia製品で作ったベーシックセットを用意しますので、そこに参加。未経験者も歓迎です。

<電子楽器持ち込みで参加>
電子楽器(Arturia製以外でも可)を持ち込み、ベーシックセットに接続して参加。(以下「セッションに関して」をご参照ください。)

<きくだけ、見るだけ、飲むだけで参加>
もちろん歓迎です。

Suppageはバーなので、ビールでも飲みながらリラックスしたセッションを楽しみましょう!

セッションに関して:
・4時間のイベント時間中ノンストップで、最大6人程が入れ替わりながらセッションしているイメージです。
・参加時間の制限はありませんが、混み合う場合は譲り合っていただければ幸いです。
・持ち込みしていただける楽器は、ライン出力できる楽器とします。Arturia製以外でも可。シンク方法はUSB・MIDI・CV/Gateなどを想定しております。受信設定はお任せいたします。シンクは必須ではありません。
・録音し配信する可能性もありますので、ご了承ください。

主催:安田寿之
協賛:KID(KORG Import Division)
協力:株式会社スタイリズム


Morgan Fisher
1950年1月1日、イギリス、ロンドン生まれ。
キーボード奏者、作曲家。18才の若さでラブ・アフェアーでリリースしたシングルが全英No.1を獲得、一躍トップアーティストに。
1973年から76年まで、デヴィッド・ボウイがプロデュースを手がけた、ユニークなブリティッシュ・バンド、モット・ザ・フープルでキーボードを担当した。
1980年にはサキソフォンの伝説的奏者ロル・コックスヒルとミニマル・ミュージックのアルバムを作成し、「ミニチュアーズ」アルバムの構想を得た(1分間の曲を51曲集めたもの)。ロバート・フリップ、マイケル・ナイマン、プリテンダーズ、XTC、ペンギンカフェ・オーケストラ、ザ・ダムドなどが参加。続編は2000年にリリース。
1982年のクイーンのヨーロッパツアーに参加し、1985年には日本に移住し、アンビエントとインプロヴィゼーションの作曲に精を出す。テレビコマーシャルの音楽ライターでトップを究め、キャット・パワーやケリン・ケロッグ、ホセ・フェリシアーノ、ザップ・ママのために作曲・編曲した。日本のアーティストとも共演を重ね、ヨーコ・オノ、ディップ・イン・ザ・プール、ザ・ブーム、ヒート・ウェイブ、喜納昌吉、細野晴臣、コックーなどと共演している。モーガンはキーボード・プレイヤーとしてだけではなく、プロデューサー、コンポーザー、映画音楽作曲家、そしてフォトグラファーとして多彩な活動を続けている。


34423
東京在住。電子音楽家。幼少より録音機器や楽器にふれ、様々なギミックで独自の音創りをはじめる。硬質なビートを好み、自由な発想で音素材をコラージュしトラックメイキングを行う。
容姿と相対する硬派なサウンドと鮮烈なヴィジュアルイメージで注目を集め、2013年に1st Album『Tough and Tender』をリリース。
現在は、ラップトップの他、モジュラー、コンパクトエフェクターなどのアナログ機材を使用したライブパフォーマンスも話題。
最近ではリズムにフォーカスした自身の企画『GNOMONS』や、パフォーマンスをコラージュすることをテーマに日本の音楽と他ジャンルとのハイブリッド系コラボレーションイベントとして『KOYUPILOT』をたちあげている。
また、鈴木光司原作・福田陽平監督のホラー映画『アイズ』、田中佑和監督長編映画『青春群青色の夏』、ヤマシタマサ監督『東京ノワール』など多岐にわたる映画の劇伴や、広告音楽、サウンドロゴなどの作編曲も手掛けている。


Yumi Iwaki
音楽好きな両親の影響で、小さな頃から様々なジャンルの音楽にあふれた環境で育つ。
5歳からピアノを習い始め、中学2年生のお正月に自作の曲を歌いたいと思い立つ。
1992年より開始したCM音楽制作をしていく中で、シンガーソングライターとして2枚のアルバムをリリース。
2010年、作詞家としても活動を開始。
2017年冬、DAWを使わない小さなシンセサイザーでの音楽制作に目覚め、モジュラーシンセと出会う。
以来、自身の声やピアノ、ギターなどの生楽器をサンプリングしたものと、有機的に影響しあって変容していくシンセの音をレイアーするスタイルの電子音楽制作に心酔している。


Uhito Kiyosue
シカゴ音楽院にてPatricia Moreheadに作曲を、バークリー音楽院にてCsoundで知られるRichard Boulangerに音響合成を学ぶ。 シカゴ、ニューヨーク、マイアミなどを拠点に活動の後、帰国。ラップトップ・アーティストとしてTV PowやJason Solidayと共演する。「ポスト・ケージアン」を自称し、現代におけるプロセスとしての作曲を実践。ソフトウェア作 品も多数。2003年より、Koutarou Fukuiとオンラインレーベル、on;(do)を運営。Jake ElliottやAram Sheltonなどの作品を意欲的にリリースを続ける。

Toshiyuki Yasuda
安田寿之(音楽家、ユーザーグループリーダー)
コンセプチュアル作からシンガー・ソングライター的な作品まで、多様な制作を行う。5thアルバム「Nameless God’s Blue」では、J-Waveチャートにて6週にわたりランクイン。2019年のNHKドラマ10「これは経費で落ちません!」の音楽も話題になった。Towa Tei、Atom Heart、Clare and The Reasons、Fernanda Takai(Pato Fu)らと、内外・ジャンル問わず共作・共演を行う。TV、CM、中野裕之監督映画、篠山紀信写真映像作品、桑原茂一コメディ作品、パフォーマンスなどへの制作も多数。社会変革の中、音楽家が社会の一員として自覚を持ちどう社会貢献できるのか考えることをライフワークとし、既成概念を打破する新しい音楽制作/公表方法などを実施している。元FPM。武蔵野音楽大学にてコンピュータ音楽を教える。
Arturia本社よりユーザーグループイベント主催を受託し、今シリーズのオーガナイズを行っている。



(by Uhito Kiyosue)

参加レポート(Rock oN Company)
参加レポート(デジマート)