2015-02-04

Toshiyuki Yasuda: Nameless God's Blue



SOLO ALBUM (5th)

Toshiyuki Yasuda: Nameless God's Blue
[MEGADOLLY MD1506]


e-onkyo, Ototoy (hi-res)
MEGADOLLY shop, Amazon.co.jp, Tower Records(オリジナルver.など5曲ダウンロードコード特典付き店(初回入荷限り):渋谷店、新宿店、横浜ビブレ店、梅田大阪マルビル店、梅田NU茶屋町店), Disk Union,

1. La pesanteur
2. Sei gradi di separazione
3. Don't Miss the Time
4. Ironic Dance
5. Don't Think It's to Be Down
6. Alpha Helix
7. Spa On the Moon
8. Falling Stars
9. My Fiendish Heart
10. Wings
11. By Grace of Blue
12. Journey's End in the Eastern Evening Sky

Drums: Norihide Saji
Contrabass: Keiji Matsui
Vocals, Piano, Vibraphone, Celesta: Toshiyuki Yasuda
Guitar, Duet Vocals on 12: Toshihito Tsushima (The Firefly Clan)
Viola: Izumi Kawamura
Duet Vocals on 1: Takako Sato (fantaholic)
Duet Vocals on 2: Viola d'Acquarone

Recorded: Keiji Matsui at echo and cloud studio, Tokyo
Except
Vocals, Vibraphone, Celesta, Guitar: Toshiyuki Yasuda at home, Tokyo & Sunset Music Studio, Okinawa
Vocals by Takako Sato: Takashi Watanabe at Takashi's studio, Tokyo
Vocals by Viola d'Acquarone: Emilio Pozzolini at Butcher Studio, Genova
in 2012 - 2014

Mixed, Mastered: Toshiyuki Yasuda at home, Tokyo

Artwork: Reylia Slaby
Liner Notes: Kentaro Takahashi
Designed: Manabu Masuda (A-T-N) & Toshiyuki Yasuda

Produced: Toshiyuki Yasuda



安田寿之5thソロアルバム。「ロボットが歌うブラジル音楽」、「全曲モノラルのコンピレーション」、「世界の童謡の電子音楽カバー」など、これまで強いコンセプトの元制作してきたスタンスを変え、主観を軸に生歌・ピアノを中心にした生楽器を用いシンガー・ソングライターのような楽曲をイージーリスニングやジャズのような雰囲気でアレンジした雄編。ドリーミィーなメロディーとピアノ、リラックスしつつも力強いドラム・ベース・ギター、息づくような弦楽器、煌びやかな鉄琴楽器が混じり合うLaid Back Music。2年程かけ、じっくり作曲、レコーディングを行った。レコーディングは、echo and cloud studio(東京)、安田自宅(東京)、沖縄、ジェノヴァなどで行った。特に、ピアノは10本のマイクで録音するなど質感にこだわっている。アルバムを通して、一つの楽器を一人のミュージシャンが演奏している。

Toshiyuki Yasuda’s 5th solo album. Apart from continuous elaborated concepts such as “Brazilian music sung by a fictitious robot” or “all monophonic compilation album” or “electronic covers of world’s children’s songs”, the album are comprised of the subjectivity, specifically consists of compositions of singer-songwriter feel and arrangements of easy-listening / jazz style, which should be bracing and profound masterpieces. The music itself is a laid-back music with dreamy vocals / piano, relaxed but mighty drums / bass / guitar, vibrant viola and noble glockenspiels. The album was thoroughly recorded in Tokyo, Okinawa and Genova from 2012 to 2014. Instruments were recorded very carefully especially piano was captured by 10 microphones. As a result, the sound has an exquisite presence.


1. La pesanteur
(Music: Toshiyuki Yasuda, Lyrics: Takako Sato)
ⒸToshiyuki Yasuda, MCJP

「重力」という意味のタイトルのこの楽曲は2012年に父親になりできたものだが、少し不思議な体験に基づいている。柿の木坂を上り病院に子供に会いに行っていた出産直後のことを後に思い返している時、なぜか自分の目線ではなく外から自分を見ている、まるで映画のような映像で思い出した。自らも新しく生まれ変わったように春の風を受け弾むような気持ちで自転車のペダルを漕ぐ自分と、斜め上のアングルでそれを追うもう一人の自分。fantaholicの佐藤多歌子さんにこの二重性の話をしフランス語で歌詞を書いていただき、デュエットした。

2. Sei gradi di separazione
(Music: Toshiyuki Yasuda, Lyrics: Viola d'Acquarone & Gak Sato)
ⒸToshiyuki Yasuda, Viola d'Acquarone, Gak Sato

元々、TVドラマのテーマのプレゼンで作曲した。もっとテンポの速いジャズワルツのインストだったが、イタリア語の歌詞を付け3拍子から4拍子にドラマティックに展開するように再構成した。イタリア語歌詞は、以前から共作したかったGak Satoさんにお願いしViola d'Acquaroneさんと共作していただいた。テーマは「六次の隔たり」だそうだ。6人を介すると世界中の人と繋がる、という社会実験。宇宙人に出会ったらよろしく、というオチが付いている。ドラマの仕事は決まらなかったが、そのおかげでこんな風にフレッシュに曲を生き返らせることができた。

3. Don't Miss the Time
(Music: Toshiyuki Yasuda, Lyrics: Emi Hiraki & yorico latina)
ⒸToshiyuki Yasuda, Wizard Publishers ltd.

10年以上前に開恵美さんに作曲した曲をセルフカバーした。アレンジもテンポも元曲に近いが、ギターを津嶋利仁さん(The Firefly Clan)に弾いていただき、男っぽくなる方向性ができた。今回、津嶋さんにストロークギターをたくさん弾いていただいている。ストロークギターというのは、リズム機能もあり音調機能もあり最強の楽器奏法の一つだと思っている。これまでRobo*Brazileiraとしてロボ声で歌ってきたが、今回生で歌っている。ここまでの2曲はデュエットだが、この曲からソロになる。決して歌はうまくはないが、曲全体をどうしたいかという明確なイメージで成立させている。最小限度のシンプルな楽器構成だが、曲の構成と少しサイケデリックなミックスで持たせている。今はもう、こんな冒険したBメロのようなコードワークは作れないかもしれない。サビの前のC#7/Bが気に入っている。

4. Ironic Dance
(Music: Toshiyuki Yasuda)
ⒸToshiyuki Yasuda
チャップリン映画のエンドロールのようなイメージのピアノ曲。2013年に制作したフレンチレストランのためのアルバム「Les Rendez-vous de Tokyo 20130606」に、オリジナルヴァージョンが収録されている。サイレント映画的な早回しのようなドタバタした曲だったが、今回は和音を堪能できる位のテンポにした。

5. Don't Think It's to Be Down
(Music & Lyrics: Toshiyuki Yasuda)
ⒸToshiyuki Yasuda

篠山紀信さんの写真映像作品に作曲した元曲ではロボ声で歌っていたが、今回は他曲同様生で歌った。イントロからAメロにかけての曲詞ともに、あっと言う間にできた覚えがある。篠山さんの仕事は量も多かったので1-2日で仕上げるようにしていたが、時間や条件の制約の中でつくると、火事場的な力により思いがけない成果が出ることがある。この曲もそういう生来を持っている。松井敬治さんのコントラバスのフレーズが、たまにしか喋らないけど一言が意義深い人のようで、とても効いている。ピアノは、マフラーペダル音からいつの間にかノーマル音にモーフィングする。アコースティックなアルバムだが、随所に電子音楽を経過した処理がされているのがこのアルバムの特徴と言える。

6. Alpha Helix
(Music: Toshiyuki Yasuda)
ⒸToshiyuki Yasuda
前曲が賛美歌のように天上に昇っていくようなイメージで終わるので、一度地に足を付ける曲がほしいと思いつくった。螺旋階段のイメージ。だが、階段を下りると地は地でもそこは月であった(次曲)。

7. Spa On the Moon
(Music & Lyrics: Toshiyuki Yasuda)
ⒸToshiyuki Yasuda

涼音堂茶舗レーベルのコンピレーション「over flow」へ提供したのが元曲だが、この曲だけを色んなアーティストにカバーしてもらうEPを作る程自分でも気に入っている曲。Joe Meek+Dick Hymanのようなイメージの3拍子だったのを4拍子のスウィングにした。ガーシュウィンもジョビンも自分の作曲を何度も色んな編曲を試みるが、作曲家にとって可能性を感じる限り何度もトライしたくなる曲というのはある。

8. Falling Stars
(Music & Lyrics: Toshiyuki Yasuda)
ⒸToshiyuki Yasuda

2013年初頭に企画/主宰した「音楽家の写真展」(1点物の音楽と写真を組み合わせた展覧会)用の曲を、全く違うスタイルで再編した。元曲は売れてしまったので、写真とセットでは僕自身ももうきけない。祖母が亡くなった時に、多摩川の流れを眺めていて曲はできた。詞はなかなかできなくて、大学教務で通う電車の中でスマホで何週にもわたり書いた。少しYo La Tangoみたいなスタイルを意識した。どうやってもあんな太平感は出せないけど。

9. My Fiendish Heart
(Music: Toshiyuki Yasuda)
ⒸToshiyuki Yasuda
桑原茂一さんのコメディ作品につくったのが元曲。ヴィクター・ヤング作曲「My Foolish Heart」のオマージュ。ピアノはこのアルバムでは、松井敬治さんのエンジニアリングでリボンマイクなど8-10本立て録音し、小さな音でも存在感のある音になっている。マフラーペダルによるフェルトや鍵盤に爪が当たる質感が心地いい。

10. Wings
(Music & Lyrics: Toshiyuki Yasuda)
ⒸToshiyuki Yasuda

ある女性タレント(タイトルにヒントあり)の歌手デビュー作のプレゼン用に書いた曲。飛べない鳥の歌。1番はペンギン、2番はニワトリ。元々電子音楽家として知り合った佐治宣英さんのドラムは、ほぼ1テイクでokで部分的に少し録り足した位だった。このアルバムでは、これまでコンセプチュアルな作風だった自分から飛び出したいと思っていた。クールな客観性を捨てバカに見えても主観を大事にするんだ、という気持ちをこの歌詞に込めた。実際は飛べないかもしれないけど、"All the way to you, I'll never veer away".(君のところへ、まっすぐ向かっていく。)

11. By Grace of Blue
(Music: Toshiyuki Yasuda)
ⒸToshiyuki Yasuda
クラシカルな曲だが、ウッドベースにより少しだけジャズ的に。イントロとインタールードは、トリスタン和音。2013年に共作して以来友人の河村泉さん一人で重奏していただいているが、弦楽器も「息づかい」だなと思わせられた。

12. Journey's End in the Eastern Evening Sky
(Music & Lyrics: Toshiyuki Yasuda)
ⒸToshiyuki Yasuda

これも、元々桑原茂一さんのコメディ作品につくったモチーフを発展させた作品。ピアノソロの録音は、dip in the poolの木村達司さんとMorgan Fisherさんと僕とのユニットPortmanteauのアルバムでも使用した。長い曲だが、ベースはずっと変わらない。しかも、間違ったようなマイナーコードに付くフレーズを弾いているが、それがポリネシア感を出している。津嶋さんのギターは、The Firefly Clan(グナワとブルースを合わせたような彼自身のユニット)曲の雰囲気だ。沖縄北谷の海沿いのスタジオで仕上げの録音をした。たった70年前のこと、誰がこの美しい海を見て戦争なんてしたいと思っただろう。長い旅の終わり、永遠に続く夕日、全ての楽器も声も溶け合う宇宙に一つの星を見付けた。



音楽の機能性を重視し、音楽の記名性にはこだわらない。20世紀の終わり頃に現れたDJミュージックやエレクトロ・ミュージックは、そういう志向性を携えているものが多かった。

安田寿之もそんな中に登場した音楽家の一人である。多くの人と同じように、僕が彼の存在を知ったのは世紀の変わり目頃、ヴォコーダーを使った「ロボ声」でブラジル音楽を歌うRobo*Brazileiraの「中の人」としてだった。クラフトワークやYMOの系譜を継ぐエレクトロ・ミュージックであると同時に、歌ものとしての優美さも備え、ユーモラスで人懐っこくもある彼の音楽に、僕は心惹かれた。「ロボ声」を使っているといっても、決してメカニカルな音楽ではない。匿名的な声の使用は、肉声に縛られず、俯瞰的な視点からの人間観察の歌を紡ぐため。そんな彼の音楽への向かい方は、本質的にはシンガー・ソングライターなのではないか、と僕は過去に書いたことがある。

この数年、Toshiyuki Yasuda名義で発表される彼の音楽は、そこからさらにオーガニックな方向に向かい、ゲスト・ヴォーカリストやアコースティック楽器を加えた作品が増えていた。そして、2014年の暮れに完成したこの『Nameless God's Blue』は、近年の活動の中で出会ったミュージシャン達との生演奏を中心に、自らの歌声まで聞かせたアルバムになっている。電子音楽家であったはずの彼が、ついに本物のシンガー・ソングライターになってしまったのだ。

しかし、僕はそのことにはあまり、驚かなかった。過去にも、何人かの友人の音楽家がある日、突然、歌い出すのを見てきたからだ。「ロボ声」の中に姿を潜めている時からすでに、彼の音楽には歌に対する繊細な感覚が張り巡らされていた。だから、いつか歌い出すという予感はあったし、近年の活動の延長線上にあるアコースティックなサウンドは、すっと耳に馴染むものでもあった。

それよりも、僕が驚いたのは、これまで音楽の機能性を重視したコンセプチュアルな作品を発表し続けてきた安田寿之が、何のフレームワークもないところで、音楽を作り始めたように感じられたところだ。気侭な旅のように、作曲と録音を続けて行ったら、こんなアルバムが残されていた、というような感触がこの12曲にはある。冒頭から6曲も3拍子系の曲ばかりが続くのだが、そんな構成も周到に考えられたものではなく、生理や感覚に従った結果に思えたりする。

この2014年に、彼がそんなアルバムを作り上げた理由は幾つかあるのだろうが、僕にとって、この『Nameless God's Blue』は、なぜか「空」を感じるアルバムだった。編成は室内楽的だが、聞き始めると、ふわりと空中に身体が浮いて、空へと昇っていくような、そんな感覚に誘われる。といっても、それは孤独な体験ではない。この「空」は誰の上にも広がっている。そんな風に感じさせる親密さをこの音楽は備えてもいる。

エンディングは川辺に座って、沈む夕日を眺めているかのようだ。このまま永遠に沈まないのかもしれない、と思うような夕日がようやく沈む頃、傍らに誰かがいるのに気づく。そして、空には星が瞬き始めている。

(高橋健太郎)

2015-01-06

Hello 2015

*

Great things always include both newness and generality.
Last year's 16 releases on iTunes Store from MEGADOLLY.

Uhito Kiyosue + Toshiyuki Yasuda: Snowyday
Shota Hirama: Cluster
Tomohiro Naito: Playing Bach - Les Rendez-vous de Tokyo 20140606
Hybrid Leisureland: Keeping Track of the Human Race
little side effect (Tetsuro Matsumoto): Falcon
Mayuko Hino: Akashic Records
Jai Machine: Let's Machine!
Hybrid Leisureland: Days Less Ordinary
Mitsuru Nasuno: Bassmanmachine
ima: a virgin order
Coniferwind: Evening Breeze, Water Passage
Toshiyuki Yasuda: La pesanteur - Single
dagshenma: Belladonna
Yasushi Takemura: Steve Reich Guitar Works - EP
suzukiiiiiiiiii x youpy: Hahen
Hybrid Leisureland: The Beginning of the End, the End of the Beginning

2014-12-24

Hybrid Leisureland: The Beginning of the End, the End of the Beginning



MASTERING, Distribution to iTunes Store by MEGADOLLY

Hybrid Leisureland: The Beginning of the End, the End of the Beginning
[Sonar library records]



1. Example
2. If
3. More
4. Herald
5. Or
6. Hypothesis
7. In Case
8. Unknown
9. Poise
10. Future
11. Now





Hybrid Leisureland
フランスやアメリカなど海外での評価も高い小泉豪記によるソロユニット。2006年フランスのUltimae Recordsから「Scroll Slide」をリリース、ヨーロッパ・日本でデビュー。2012年には「Variable」を発売。外資系ファッションブランドのパーティーや、野外夏フェスティバルなどで幅広くライブを行う。知的で流麗なフレーズと共にノイズ、空気音までも取り入れて独自の世界観を表現。ミクロの世界を散歩してるような音楽を表現する。

The Beginning of the End, the End of the Beginning
Hybrid Leisureland 2014年連続3作デジタルリリース最終章。今年3連作(1.「Keeping Track of the Human Race」、2.「Days Less Ordinary」)の締め括りとして、クリスマスイブに発売されるハイブリッド・レジャーランド新作。前作までとは異なる、新しい展開を見せる。「悩みや囚われから解放され、自由になった」という作品群は、最小のフレーズとトラックで構成され本質を追究し凝縮したアンビエント・ミュージックになっている。


Hybrid Leisureland:
Hybrid Leisureland, Hidetoshi Koizumi debuted in 2010 with his first album "scroll slide" released from a French label Ultimae records, followed by his second album "Variable" in 2012. In 2014, he digitally released a new work for the first time in two years. Though his music is categorized as ambient, the album "Keeping the track of human race" presents with one-of-a-kind soundscape that goes beyond mere ambient. In a gentle sound he expresses, one can also feel a sense of loneliness, happiness and a hope, along with his intention to defy any labels put on his music. His new work may overturn your idea on what is ambient or music itself.

The Beginning of the End, the End of the Beginning:
Hybrid Leisureland’s final album of a series of 3 digital releases in 2014. To conclude his three-album project in 2014 (1. "Keeping Track of the Human Race", 2. "Days Less Ordinary"), Hybrid Leisureland releases "The Beginning of the End, the End of the Beginning" digitally on Dec. 24th. It is not too much to say that the latest work represents a completely new soundscape created by the artist. The ambient artist, also known as Hidetoshi Koizumi, says he got freed from anxieties and thoughts that used to haunt him in the process of creation. The latest work comprises of the minimum number of phrases and tracks to manifest the real essence of his music.

suzukiiiiiiiiii x youpy: Hahen



Distribution to iTunes Store by MEGADOLLY

suzukiiiiiiiiii x youpy: Hahen
[shrine.jp SRDL053]


(exclusive)

1. Applause and Laugher
2. Splinter
3. Splinter2
4. Cut
5. Fragments
6. Fragments2
7. Coacervate
8. Mnsn II
9. Mnml II
10. EPIC PIANO MIX
Digital Booklet - Hahen / Shohei Tsuda



produce: suzukiiiiiiiiii x youpy
mastering: Ken'ichi Itoi
artwork: Shohei Tsuda



suzukiiiiiiiiii x youpy:
suzukiiiiiiiiiiこと鈴木康文は音響レーベル「COMMUNEDISC」を主宰し、自らも即興音楽家として活動するアーティスト。古川日出男、虹釜太郎とのユニット「列島を音響する」でも知られる。youpyは、インターネットサービスで神出鬼没の活動を展開している。
二人のコラボレートユニットsuzukiiiiiiiiii × youpyは、精力的なライブ活動は知られるところだが、アルバム作品もHEADZからリリースされた「sxy」やカセットテープレーベルduenn labelからの作品「dnn12」等がある。

Hahen:
破片。粉々になった物の一部分。破壊されるエネルギー、あるいは粉々になった物の儚さを表現する。始りに人間、終わりにアコースティックな楽器の響きでとじこめ、シュルレアリスム的表現を、なにより物語として成立をめざした作品。

糸魚健一(シュラインドットジェイピー(本作発売レーベル)):
エレクトロニカファンクネスを再定義しつづける日本におけるマイクロスコピックの雄。PsysEx(サイセクス)名義でのアルバムリリース、コンピレーション作品への参加、リミックス、アーティストのプロデュースや、積極的なライブ活動を経て、国内外で高い評価を得ている電子音楽家。2015年3月、3年ぶりの新作"Apex"をリリースする。また、グリッチ的要素と変拍子あるいはポリリズムを融合させる手法を、発展させエクスペリメンタルグルーヴを生むトラックメーカーDJ iToy(ディージェイアイトイ)名義でリリースを重ねている。更に関わるユニットも多岐にわたり、ノイズユニットavant-gals、ドローンラップトップデュオattic plan、空間系ジャムバンドplan+e等。電子音楽パーティpodを主催し、現在の電子音楽シーンにつながる礎を築いた。
1997年発足の電子音響実験音楽レーベルshrine.jpを主宰し、2011-13年にかけて月刊でCDをリリースし、京都の新鋭アーティストの窓口となった。2014年、iTunes Storeを使った新シリーズを始動させ日本の新しい実験音楽の一端を世界に向けて紹介している。また、「電子文化の茶と禅」をコンセプトに活動する電子音楽レーベル涼音堂茶舗の星憲一朗と共に、新たな空間のための音楽、郷土文化との融合を構想している。

An experimental/electronic music label founded by Ken'ichi Itoi (PsysEx), an electronic musician resident in Kyoto. From 1997 a great number of analog records and CDs have been released irregularly. In 2011-2013 the label released CDs monthly produced by up‐and‐coming musicians to be a liaison officer in an electronic music scene in Kyoto. In 2014 a new series which introduces new Japanese ambitious music exclusively released on iTunes Store worldwide begins.

2014-12-16

Add to your holiday playlist

年末年始のプレイリストに。

"By Grace of Blue (Simple Version) - La pesanteur - Single"
(Music: Toshiyuki Yasuda)
Piano: Toshiyuki Yasuda
Contrabass: Keiji Matsui

こちらはアルバム用にマスタリング中。(1+1/4倍速)

"Don't Think It's to Be Down"

2014-12-10

Yasushi Takemura: Steve Reich Guitar Works - EP



Distribution to iTunes Store by MEGADOLLY

Yasushi Takemura: Steve Reich Guitar Works - EP
[miru records mrcd-001]



01. Music For Pieces Of Wood
02. Nagoya Guitars
03. Electric Counterpoint : I. Fast
04. Electric Counterpoint : II. Slow
05. Electric Counterpoint : III. Fast
Digital Booklet - Steve Reich Guitar Works

Guitar: Yasushi Takemura
Mixed: Nerve (antennasia)
Mastered: KIMKEN at KIMKEN STUDIO

エレクトリックギターによるスティーヴ・ライヒ作品集
世界初録!エレクトリックギターによる“Music for Pieces of Wood”。
ミニマルミュージックの巨匠スティーヴ・ライヒの作品を世界的にも大変珍しく、エレクトリックギター・エレクトリックベースのみで制作。
1973年に発表された「木片の音楽」。エレクトリックギターへの編曲・録音を、本著作物の原出版社であるUniversal Edition AGより正式な許諾を得て行われた。
ギターを用いたことで記譜された色彩豊かなハーモニーが浮きあがり、まるでアフリカンミュージックのような味わいと緻密に組み上げられた原曲の繊細さが並走する音楽になっている。

タケムラヤスシ
クラシックギターを松居孝行、 徳武正和、佐藤紀雄に師事。ジャズギターを岩本貢に師事。イタリア ガルニャーノにてオスカー・ギリアのマスタークラスを受講。エリザベト音楽大学クラシックギター科を卒業、同大学研究課程修了。山田岳らとのアンサンブル「TOY」を主宰。近年は作・編曲家、ギタリストとして幅広い活動を行いながらこれまで脚光を浴びることがなかったクラシックの作品を発掘し、演奏会に於いて発表を続けている。

2014-11-26

dagshenma: Belladonna



Distribution to iTunes Store by MEGADOLLY

dagshenma: Belladonna
[shrine.jp SRDL052]


(exclusive)

1. Depth
2. DrP
3. Shipurekisa
4. LookupX4
5. OPec
6. Mini11
7. WSong2
8. JaZd-o
9. ScUM5
10. BbeB
11. Det4M
12. TTX
13. 130mhzxxxx
14. LookupX3
15. Lunch92
16. Gr11112
17. 1g1
18. Jzs3mM
19. Pianoxx
Digital Booklet - Belladonna / Shohei Tsuda



produce: eitaro higuchi
mastering: Ken'ichi Itoi
artwork: Shohei Tsuda



Belladonna
立体的な音像のスカルプチャ、ダグシェンマ。超先鋭プログラマーが放つ最新作はHyper chaotic aureole!
カオス〜ポップ、精神世界の旅の音を目指し、非日常の掛け橋になる音楽を目指す。
Belladonna※西欧で自生する多年草。イタリア語で「美しい女性」を意味する、古くに女性が瞳孔を散瞳にさせるための点眼薬として、この実のエキスを使用した。

dagshenma
dagshenma(ダグシェンマ)は樋口鋭太朗による電子音楽プロジェクト。
higuchi eitaro名義でもshrine.jpからアルバムをリリースしている。
dagshenmaはチベット仏教用語で、自己と他者の交感。
アーティストとしてだけでなく、ノイズ専門レーベルUNNOISELESSを芸術家、津田翔平氏と共同運営し、2012年に全58曲入りのノイズ・コンピレーションをリリース、そして2014年、狂気の一秒だけのノイズコンピをリリース。過去多数のリリースやリミックスに参加。
2010年 ドイツの電子音楽レーベルelectrotonからCD-R作品『zaumi』リリース
2012年 shrine.jpからCDアルバム『heiko』をリリース
2013年 Hz-recordsからmp3、Beat cellsリリース
2014年 elementperspectiveからmp3アルバムarhatをリリース
2014年 shrine.jpからリリースされた裸のラリーズトリビュートアルバムに楽曲提供

糸魚健一(シュラインドットジェイピー(本作発売レーベル))
エレクトロニカファンクネスを再定義しつづける日本におけるマイクロスコピックの雄。PsysEx(サイセクス)名義でのアルバムリリース、コンピレーション作品への参加、リミックス、アーティストのプロデュースや、積極的なライブ活動を経て、国内外で高い評価を得ている電子音楽家。2015年3月、3年ぶりの新作"Apex"をリリースする。また、グリッチ的要素と変拍子あるいはポリリズムを融合させる手法を、発展させエクスペリメンタルグルーヴを生むトラックメーカーDJ iToy(ディージェイアイトイ)名義でリリースを重ねている。更に関わるユニットも多岐にわたり、ノイズユニットavant-gals、ドローンラップトップデュオattic plan、空間系ジャムバンドplan+e等。電子音楽パーティpodを主催し、現在の電子音楽シーンにつながる礎を築いた。
1997年発足の電子音響実験音楽レーベルshrine.jpを主宰し、2011-13年にかけて月刊でCDをリリースし、京都の新鋭アーティストの窓口となった。2014年、iTunes Storeを使った新シリーズを始動させ日本の新しい実験音楽の一端を世界に向けて紹介している。また、「電子文化の茶と禅」をコンセプトに活動する電子音楽レーベル涼音堂茶舗の星憲一朗と共に、新たな空間のための音楽、郷土文化との融合を構想している。

An experimental/electronic music label founded by Ken'ichi Itoi (PsysEx), an electronic musician resident in Kyoto. From 1997 a great number of analog records and CDs have been released irregularly. In 2011-2013 the label released CDs monthly produced by up‐and‐coming musicians to be a liaison officer in an electronic music scene in Kyoto. In 2014 a new series which introduces new Japanese ambitious music exclusively released on iTunes Store worldwide begins.

2014-11-19

Toshiyuki Yasuda: La pesanteur - Single



Toshiyuki Yasuda: La pesanteur - Single
[MEGADOLLY MDD1412]


(exclusive)

1. La pesanteur (Simple Version)
(Music: Toshiyuki Yasuda, Lyrics: Takako Sato)
ⒸToshiyuki Yasuda, MCJP


2. By Grace of Blue (Simple Version)
(Music: Toshiyuki Yasuda)
ⒸToshiyuki Yasuda

Vocals, Piano, Celesta: Toshiyuki Yasuda
Contrabass: Keiji Matsui
Vocals: Takako Sato (fantaholic)

Recorded:
Piano, Contrabass: Keiji Matsui at echo and cloud studio, Tokyo
Vocals, Celesta by Toshiyuki Yasuda: Toshiyuki Yasuda at home, Tokyo
Vocals by Takako Sato: Takashi Watanabe at Takashi's studio, Tokyo
in 2012 - 2014

Mixed, Mastered, Artwork, Produced: Toshiyuki Yasuda

Cooperated: Tatsuji Kimura & Morgan Fisher (Portmanteau), Michiyo Honda

Early in 2015, album versions will become part of Toshiyuki Yasuda's 5th solo album "Nameless God's Blue".


La pesanteur - Single
2009年発売の4thアルバム「Children's Songs 2050」から5年を費やしたアルバム「Nameless God's Blue」(2015年初頭発売予定)からの先行シングル。これまで強いコンセプトの元作曲してきたスタンスを変え、主観を軸に生歌・ピアノを中心にした生楽器を用いシンガーソングライターのような楽曲をイージーリスニング・ジャズのような雰囲気でアレンジした、清々しくも深みのある雄編。

1. La pesanteur (Simple Version)
「重力」という意味のタイトルのこの楽曲は2012年に父親になりできたものだが、少し不思議な体験に基づいている。柿の木坂を上り病院に子供に会いに行っていた出産直後のことを後に思い返している時、なぜか自分の目線ではなく外から自分を見ている、まるで映画のような映像で思い出した。自らも新しく生まれ変わったように春の風を受け弾むような気持ちで自転車のペダルを漕ぐ自分と、斜め上のアングルでそれを追うもう一人の自分。fantaholicの佐藤多歌子さんにこの二重性の話をしフランス語で歌詞を書いていただき、デュエットした。
アルバムversionは河村泉さんのViolaが入っているが、こちらはシンプルにピアノを中心にしたアレンジにしている。

2. By Grace of Blue (Simple Version)
クラシカルな曲だが、ウッドベースにより少しだけジャズ的に。1曲目同様、アルバムversionには泉さんのViolaが入っているが、ここでは僕のピアノと松井敬治さんによるベースのみで構成している。


La pesanteur - Single:
A brand new single from Toshiyuki Yasuda's forthcoming 5th album entitled "Nameless God's Blue" early in 2015, following the 4th album "Children's Songs 2050" in 2009. Apart from continuous elaborated concepts, the single/album are comprised of the subjectivity, specifically consists of compositions of singer-songwriter feel and arrangements of easy-listening/jazz style, which should be bracing and profound masterpieces.

1. La pesanteur (Simple Version):
This song ("Gravity" in English) is about "duality". I wrote the song a few months later after my son was born. When I reminded at that time that I had been to the hospital just after his birth, a strange sensation came. I went there by a bicycle but the scene in my memory was not from my eyes. It's from the high-up viewpoint like from extra eyes or a movie camera. "I" looked at the man riding a bicycle happily. I told the story to my friend Takako and she wrote the French lyrics.
This "Simple Version" is mainly played by my piano, retrained the viola by Izumi Kawamura which is featured in the album version.

2. By Grace of Blue (Simple Version):
A classical composition with a slight jazzy arrangement. Same as 1, the album version includes the viola but it is purely played by the piano by me and the contrabass by Keiji Matsui here.

2014-11-12

Coniferwind: Evening Breeze, Water Passage



Distribution to iTunes Store by MEGADOLLY

Coniferwind: Evening Breeze, Water Passage
[ryoondo-tea DES042]



01. Kamogawa
02. Waterspring
03. Trace
04. Alpha Liquid
05. Forest of Junction
06. Nagoshi
07. Verse
08. Mixed Air
09. Bamboo Blind
10. Forest and Green Tea
11. Wind
12. Tango Seashore
13. Waterspring and Down Hills
14. Hozukyou, Splash
15. Flash
16. Since
17. Market On Vein
18. Mirage
19. Fever Variant
20. Pray
21. Tuyukusa
22. Alpha Air

Evening Breeze, Water Passage:
翠樹 風を含んで葉々涼し。
暮れが時を伝えた時、松並木のスラロームを風の如く駆け抜けた季節の香りのエコー。
京都の季節をつかまえたタイムパッセージ。鞍馬山、貴船の水源から賀茂社を経て京の町を流れる水の流れ。
京都市内あちこちからつかまえた音からイメージした日記のように綴られた京都の季節。
星憲一朗+PsysEx糸魚健一プロデュース、京都在住のユニットConiferwindによるタイムパッセージ。
情景とアンビエントが広がる22曲入りフルアルバム。

Coniferwind(コニファーウインド):
京都府生まれ、京都市在住。
修行中溺れかけた金引瀧のノイズで、環境音を利用する作曲法に開眼。
京都市内の美大で現代音楽を学ぶ中で同郷のPsysExの糸魚健一に才能を見いだされ、その隠し刀として修行。
浦さびし松風。茶を湧かす釜の湯の音。

2014-11-04

lux di classe BGM



ライティングギャラリー&ショップlux di classe(ルクス ディクラッセ)の店内音楽を制作。
自然音を使った4部構成で25分程のアンビエント組曲です。

Produced music for a lighting gallery/shop lux di classe.
The ambient suite which is composed by 4 divisions, 25 min. play time.