2013-06-06

toshiyuki yasuda, izumi kawamura, les chouquettes: Les Rendez-vous de Tokyo 20130606



PRODUCE, Distribution to iTunes Store by MEGADOLLY

toshiyuki yasuda, izumi kawamura, les chouquettes: Les Rendez-vous de Tokyo 20130606
[arigato Inc.]

Les Rendez-vous de Tokyo 20130606 - 安田寿之, les chouquettes & 河村泉

01. In Our Memory
02. Nothing to Lose (Instrumental)
03. Prelude to Melancholy
04. À la claire fontaine
05. Uranic Intermezzo
06. Nothing to Lose (Vocal)
07. Ironic Dance

Arranged, Recorded, Mixed, Mastered and Produced by Toshiyuki Yasuda
Recorded at Les Rendez-vous de Tokyo and home


「お花を飾るように、絵を飾るように、お店に素敵な音楽も流したい」というコンセプトでレストランレコーディングミュージックを展開する、西麻布のフレンチレストラン「Les Rendez-vous de Tokyo」。その第3作目になる今作は、電子音楽をベースにジャンルレスにプロデュースする音楽家安田寿之が、ヴィオリスト河村泉と3人のヴォーカリストles chouquettes(佐藤多歌子、小阪亜矢子、岡本真梨子)をフィーチャーしたラウンジーなミニアルバム。サントラ、電子音楽、ラテンなどの要素も織り交ぜた、都会的な先進性とウィット感が漂う作品になりました。


クレジットと安田寿之による曲解説

01. In Our Memory
(Music by Toshiyuki Yasuda)
__for_you_to.app (programmed by ondomusic.com), Thumb Piano (crafted by Sage) and all other tracks by Toshiyuki Yasuda

これまでの「Les Rendez-vous de Tokyo」2作品、uhitokiyosuesage and ryuichi koikeのカラーも継承したい、という気持ちでピアノアプリとカリンバを使用した序奏を作りました。実際の「Les Rendez-vous de Tokyo」店内でのお客様の声やキッチンの音を使用しています。

02. Nothing to Lose (Instrumental)
(Music by Henry Mancini)
Viola by Izumi Kawamura
All other tracks by Toshiyuki Yasuda

ヘンリー・マンシーニによるサントラ「The Party」(1968年)より。ドタバタ感の中のセンチメンタルは、活気のあるレストランでハッとするひそやかな佳味にも似ています。河村泉さんのたおやかな旋律をフィーチャー。

03. Prelude to Melancholy
(Music by Toshiyuki Yasuda)
__for_you_to.app (programmed by ondomusic.com), Thumb Piano (crafted by Sage) and all other tracks by Toshiyuki Yasuda

1曲目に引き続き、ピアノアプリ、カリンバをグラニュラー処理したトラック、お客様の声・キッチンの音などを使いながら、いつの間にか次曲に繋げる前奏。

04. À la claire fontaine
(Traditional)
Viola by Izumi Kawamura
Vocals by Mariko Okamoto, Takako Sato (recorded by Takashi Watanabe) and Ayako Kosaka
All other tracks by Toshiyuki Yasuda

フランスの民謡。「ずっと愛していたあなたを忘れない」という歌詞で段落ごとに締める通り、当地では野辺の送りでよく歌われるとのこと。河村泉さんが提案してくれた曲で、明るくてかわいい曲調のギャップが都会的に感じ、今回取り上げました。ヴォーカルは全員フランス語堪能な、「Les Rendez-vous de Tokyo」で働く岡本真梨子さん、テクノポップ・ユニットfantaholicの佐藤多歌子さん、メゾソプラノ歌手の小阪亜矢子さん。

05. Uranic Intermezzo
(Music by Toshiyuki Yasuda)
Viola by Izumi Kawamura
All other tracks by Toshiyuki Yasuda

少し賑やかな次の曲へスムーズに繋ぐ間奏。僕の「Uran」という曲の片鱗が、店内BGMの最後に混ざっています。

06. Nothing to Lose (Vocal)
(Music by Henry Mancini, Lyrics by Don Black)
Viola and vocals by Izumi Kawamura
Vocals by Takako Sato (recorded by Takashi Watanabe), Ayako Kosaka and ROBO*BRAZILEIRA
All other tracks by Toshiyuki Yasuda

サントラ「The Party」に倣い、ヴォーカルヴァージョンも収録。ラテンのバラードのような打楽器とエレクトロニックなベースを下地にしながら、上品に仕上げました。4曲目に続き、佐藤多歌子さん、小阪亜矢子さんと共に、ヴィオリストの河村泉さんの歌もフィーチャーしています。男性ヴォーカルとして、僕の歌手エイリアス「ROBO*BRAZILEIRA」も歌っています。

07. Ironic Dance
(Music by Toshiyuki Yasuda)
All tracks by Toshiyuki Yasuda

チャップリン映画のエンドクレジットのようなイメージの終奏。



安田寿之(Toshiyuki Yasuda)
電子音楽をベースにジャンルレスに活動する音楽家/作編曲家/プロデューサー。MEGADOLLYレーベル代表。1973年生まれ。兵庫県宝塚市出身。立命館大学理工学部卒。1994年、Fantastic Plastic Machineに参加。Pizzicato Five、Towa Tei、Combustible Edisonなどのプロジェクトを手掛け、1997年のFPMデビューアルバムを最後に脱退。
「ROBO*BRAZILEIRA」としてブラジル音楽を歌うなどユニークなソロ活動を主体に、Towa Tei、Señor Coconut(Atom Heart)、Clare and The Reasons、Fernanda Takai(Pato Fu)など、内外・ジャンル問わず共作・共演。CM、中野裕之監督映画、篠山紀信写真映像作品、桑原茂一コメディ作品、維新派や升田学のパフォーマンスなどへの音楽制作も多数。
新しい形の「音楽のソーシャル・ハブ」になるべく、直接配信契約するiTunes Storeで多様なアーティスト作品を全世界発表する。常に、既成概念を打破する新しい音楽の公表方法を模索/実施している。2013年には、1点物の音楽作品と写真を組み合わせた「音楽家の写真展」を行う。
Les Siestes Électroniques(フランス)、Sonarsound Tokyo、Apple Storeなどに出演。武蔵野音楽大学講師。

河村泉(Izumi Kawamura)
東京藝術大学音楽学部器楽科を卒業。
現在、国内外のオーケストラへの客演や室内楽、ミュージカル、アーティストサポート、映画やドラマ等のレコーディング等を中心に活動中。

cf.
uhitokiyosue: Les Rendez-vous de Tokyo
sage and ryuichi koike: Les Rendez-vous de Tokyo 20120606

2013-06-05

Toshiyuki Yasuda: Spa Hawaiian, Spa Balinese



Toshiyuki Yasuda: Spa Hawaiian, Spa Balinesemusicare スパ&エステ シリーズ
[King Records KICW-66, KICW-67]

Amazon.co.jp
- Spa Hawaiian
- Spa Balinese

ビューティー界のカリスマ、高橋ミカが監修するスパで人気のエリアをテーマにしたヒーリング・ミュージックCD。

ビューティー界のカリスマ髙橋ミカがナビゲートする、癒し効果たっぷりのホームスパ・ミュージック、全4タイトルが登場。
世界中の国々から、スパで大人気の4エリアをセレクト。ビーチリゾート代表ハワイアン・ロミロミ、高級ホテルで定番の極上バリ・スパ、クラシック・マッサージとも呼ばれるスウェディッシュ、そして髙橋ミカ主宰「ミッシィボーテ」に代表される日本式エステサロン。
それぞれの国のサロンでは、極上のリラックス空間を演出するBGMとして各国の音楽文化と最新のヒーリング・ミュージックがミックスされ、独自の発展を遂げたスパ・エステサロン・ミュージックが流れています。そしてその音楽は効果や効能をより高める音楽として日々進化しています。
髙橋ミカが監修・ナビゲートする4つの最新ヒーリング・ミュージックは素敵なサロンミュージックとして活躍するのは勿論、CDブックレット内の4つのセルフマッサージ「美容効果バツグン☆ミカ・メソッド」でぜひホームスパを楽しんでください。

Spa Hawaiian
1. Tropical sunrise
2. Back to Mother Nature
3. Granular meditation

静かに波打つ朝の海岸近くの森の中で、様々なトロピカルバードがさえずる朝。雄大で明るい自然の中で人間の小ささを感じ、原点回帰するかのような昼。遙か水平線に沈む夕日を見送り迎える、静かな夜のビーチでの瞑想。3つの時間帯による3曲で、世界のどことも違う壮大さとロマンチックさを兼ね備えたハワイでの1日をイメージしました。ハワイアン音楽の持つ穏やかなシンプルさには、複雑で押し付けがましい表現を超越した達観を感じます。そういう音楽性をグラニュラー(音をランダムに配置し再生成する音響生成法)やドローン(非常に長く延びた持続単音)を実験的にならず用い、スチール・ギターなどのエッセンスを含んで形にしました。

Spa Balinese
1. Awake by a divine flow
2. Slowly, Slowly in a lush forest
3. Assimilation with crickets

神々しく清らかなせせらぎの中で目覚め、ゆったり時間が流れる青々とした森林で過ごし、虫の音と同化するかのように深い眠りに入る、という自然と調和した穏やかで煌びやかなバリ島の1日を3曲で表現しました。ガムラン(青銅などでできた打楽器)やスリン(竹製の笛)などの伝統楽器を用いながらもエレクトロニックな要素も含んだ、ヒーリングミュージックには収まらない、記憶のどこかに入り込むかのようなアンビエント作品になりました。

All tracks composed, arranged, mixed and mastered by Toshiyuki Yasuda

2013-05-29

Portmanteau: Portmanteau

ポートマントー

COLLABORATION ALBUM

Portmanteau: Portmanteau
[Bic River BIC-0001]

Portmanteau - Portmanteau
Ototoy
Amazon.co.jp (6/26-)

01. By This River
02. Compressed Carbon
03. Cave Hymn
04. The New Man
05. Jenny the Aviarist

06. Heaven's Above
07. Orgel 2913
08. Toast to my Shadows
09. Maria in Musical Box

10. Kodaphone Opera
11. Seashell and Quaoar
12. Orgel 3038

13. Patterning

(Producers: Toshiyuki Yasuda, Tatsuji Kimura, Morgan Fisher)



アンビエントでありながらアンビエントに囚われていない、
イメージ豊かに静謐な中にもオーガニックで微熱を帯びた現代の電子音集。


dip in the poolの木村達司を中心にモーガン・フィッシャー、安田寿之というそれぞれ異なる活動を展開している3人が、「アンビエント」という言葉をキーワードに、彼らがイメージする「アンビエント」をそれぞれが制作し、曲によってはコラボレーションという形で1枚のアルバムにコンパイル。ゲスト・ボーカルに甲田益也子(dip in the pool)、本田みちよ(OVERROCKET)を迎え、アンビエント、エレクトロ、ヒーリング、民族音楽など、様々なエッセンスが絶妙にブレンドされた、2013年のアンビエントミュージックの一つの形がここに誕生。



木村達司 (dip in the pool)
ファッションモデルとしてカリスマ的な人気のあったボーカルの甲田益也子と共に1983年にdip in the poolを結成。独特な音楽センスとファッショナブルなヴィジュアルが話題を呼び、1985年、イギリスはラフ・トレード・レコード、ヨーロッパほかではヴァージン・レコード、日本ではアルファ・ムーン・レコードよりデビュー。以来、dip in the poolのサウンドメーカーとしては繊細且つ大胆なトラックと透明感のある甲田益也子のボーカルのマッチングによる浮遊感のある ONE AND ONLY のスタイルをブレる事無く貫き続けつつ、CMや映像音楽も多数手がけている。

Morgan Fisher
16歳で始めたアマチュアバンド「ラブ・アフェアー」でデビュー。リリースしたシングルが全英No.1を獲得し、18歳の若さでトップアーティストに。その後はデビット・ボウイがプロデュースしたモット・ザ・フープルの全米ツアーに参加、その後メンバーとなる。1982年にはクイーンのヨーロッパ・ツアーに、サポート・キーボーディストとして参加。日本に移り住んでからは、Yoko Ono, THE BOOM、喜納昌吉、細野晴臣など多くの日本人アーティストと共演。さらに環境音楽のアルバムからCM音楽、アート系ビデオ、映画音楽と幅広く国内外で活躍中。

安田寿之
電子音楽をベースにジャンルレスに活動する音楽家。元FPM。ROBO*BRAZILEIRAとしてブラジル音楽を歌う等ユニークなソロ活動を主体に、Towa Tei、Atom Heart、Clare and The Reasons、Fernanda Takai 等、ジャンル問わず共作・共演。CM、中野裕之、篠山紀信、桑原茂一等への音楽提供も多数。「Red Hot + Rio 2」に、Beck、Caetano Veloso、Bebel Gilberto、David Byrne 等と共に、Red Hotシリーズ17作で初めて日本から参加。MEGADOLLYレーベル代表として新しい形の「音楽のソーシャル・ハブ」になるべく、直接配信契約するiTunes Store で多様なアーティスト作品を全世界発表。常に、既成概念を打破する新しい音楽の公表方法を模索/実施している。2013年には、1点物の音楽作品と写真を組み合わせた「音楽家の写真展」を行い、広告業界など他業種から注目を集める。出展作は完売し、これからの自由な発表方法の提示に成功した。

(Port. Man. Toe.)

01. By This River
Music and lyrics by Brian Eno, Dieter Moebius and Hans-Joachim Roedelius
Vocals by Miyako Koda (dip in the pool)
Backing vocals by Michiyo Honda (OVERROCKET)
All other tracks and mix by Toshiyuki Yasuda

いつかカバーしようと思っていたブライアン・イーノの名曲を、今回取り上げた。シンプルな曲なので幅広くアレンジされているけど、僕が目指したのは声を中心にバッキングをつくる賛美歌のような雰囲気。かつ、エレクトリックな空気感も出すため、声を一音一音サンプリングしてプログラムすることも考えた。それらどちらも満たすのは本田みちよさんしか居ない、とコーラスを依頼。メインヴォーカルは、最初から甲田益也子さんが頭にあった。短い元曲だが、後半部分でメロディをつくりオルガン(洞窟の中で鳴っているような)などでコーダに。何となくアルバム後半に収録されるかと思っていたら(「Before and After Science」に倣い)、意外に1曲目になった。
光栄なことに、作者の一人であるHans-Joachim Roedelius氏から「とてもいいね。この「川」は好きだな!」とメッセージをいただいた。Morganさんは、氏と共作アルバム「Neverless」を作るなど友人である。(安田寿之)

02. Compressed Carbon
Music by Tatsuji Kimura
MIDI piano by Morgan Fisher
All other tracks by Tatsuji Kimura
Mix by Keiji Matsui at echo and cloud studio

今回のアルバムの為に最初に書いた曲。普段は頭の中である程度まで作ってからコンピュータと鍵盤に向かうのだが、この曲は「ロマンチックで切ないピアノ曲」というお題のみで何の準備もせずに鍵盤に向かって20分くらいで作った、僕としては珍しいケース。手弾きの緩い感じが欲しかったので、譜面を送ってモーガンに弾いてもらったデータを再エディットして完成。(木村達司)

03. Cave Hymn
Music by Toshiyuki Yasuda
Shifted glockenspiel and loops by Tatsuji Kimura
All other tracks and mix by Toshiyuki Yasuda

1曲目にも使用した「洞窟で鳴っているようなオルガン」とピアノ(制作中の次作ソロアルバム用に録っていたソロパート)を、気持ちいい即興曲にできればと組み合わせた。浮遊感のあるキラキラ音と軽やかなリズムは木村さんにご提供いただいたものをプログラム。(安田寿之)

04. The New Man
Music and lyrics by Morgan Fisher
All vocals, instruments and mix by Morgan Fisher
*Featuring a Milltone drum

僕は新しい楽器を手に入れると、ソレを使って作る曲のアイデアが直ぐに思い浮かぶ。今回のミルトン・ドラムという面白い手作りのパーカッションは、太古からの美しい響きを持っている。ミルトン・ドラムを演奏録音してみると、数年前に書いた歌のメロディと組み合わせるのが良いと思えた。歌を録音後、声をどこか太古から響く感じに加工してみた。我々が世界に存在する様々な問題を克服し、安らぎを得るために必要な人類共通の太古からの智慧を伝えてくれるようなイメージに。(Morgan Fisher)

05. Jenny the Aviarist
Music by Morgan Fisher
All tracks and mix by Morgan Fisher
*Featuring a 1950’s Ondioline (made by George Jenny)

ジェニーとは通常女性の名前であるが、この曲タイトルのジェニーはGeorges Jenny氏というフランス人男性の名前。彼は、1941年にOndiolineという世界初のシンセサイザーを発明した人物。Ondiolineは真空管を使ったとても暖かい音が特徴で、僕はそれの後発のモデル(1950年くらい、自分が生まれた頃に出来た)を持っている。Ondiolineで数トラックを重ね録りした後、鳥の歌を入れるアイデアが浮かんだ。きっとGeorges Jenny氏も、パリのどこかの大きな鳥の園で鳥達と演奏を楽しんだのではないだろうか。(Morgan Fisher)

06. Heaven's Above
Music by Tatsuji Kimura, lyrics by Miyako Koda
Vocals by Miyako Koda
Riverrun pad and Melodica by Toshiyuki Yasuda
All other tracks by Tatsuji Kimura
Mix by Keiji Matsui at echo and cloud studio
*This song was originally written for Mic*Itaya's album "Angel" (1993)

安田くんの希望でイーノのBy This Riverを甲田さんに歌ってもらうことにした際に「歌モノ一曲だけだと浮くねぇ」ということで3曲くらい甲田さんに参加してもらうことにし、真っ先に浮かんだのがこの曲のリテイク。1993年にミック・イタヤさんが画集と共に世に出したAngelというCDにdip in the poolとして提供した曲で、原曲もアンビエントテイストだったものを今の気分で再録。歌以外に人の気配がするトラックが欲しかったので、安田くんにメロディカを吹いてもらった。(木村達司)

07. Orgel 2913
Music by Toshiyuki Yasuda
__for_you_to.app (programmed by ondomusic.com), Thumb Piano (crafted by Sage), sinesynth and mix by Toshiyuki Yasuda

自動演奏するピアノアプリ、即興演奏をマイク録りしたカリンバ、テノリオン的なiPhoneアプリのsinesynthを組み合わせた、未来のオルゴールのような曲。人間が誰も居なくなってもエラーでオルゴールが巻かれ鳴り続ける近未来SF映画のようなイメージ。実は、12曲目と一繋ぎの長い曲だったが、Morganさんに「ここで半分にすれば?」とご提案いただき、分割した。今回、音楽的な部分に加えてこういう客観性も大先輩から学ぶ部分だった。(安田寿之)

08. Toast to my Shadows
Music by Tatsuji Kimura, lyrics by Miyako Koda
Vocals by Miyako Koda
All tracks by Tatsuji Kimura
Mix by Keiji Matsui at echo and cloud studio
*All the piano parts were originally recorded for dip in the pool's song "a bridge to the rings of the Saturn"

甲田さんの歌で普段のように曲を作るとdip in the poolになっちゃうので、この曲は以前全く別の曲の為に(アルバム「brown eyes」に収録したa bridge to the rings of the Saturn)録音された生ピアノを切り貼りしたトラックを作り、それにメロディを乗せて、、、という手法で作った。具体的にはサビとブリッジのピアノトラックがまず出来てメロディを書き、そこから他のメロディを発展させ、それに合うピアノパーツを嵌め込む、といった具合。最終形に落ち着くまで何転もしていて、実は歌を取ってからコードを変えたりもしている。(木村達司)

09. Maria in Musical Box
Music by Tatsuji Kimura
Voice samples by Morgan Fisher
All other tracks by Tatsuji Kimura
Mix by Keiji Matsui at echo and cloud studio

今回のアルバム制作にあたって「このくらいがギリギリのポップ加減かな?」みたいな一つの基準として作った曲。「多分クールな曲が多くなるだろう」という読みもあって、少々可愛いものを意識。これも普段とは違う作り方をしていて、ほぼ無作為に女性と男性のボーカルサンプルをDAWのオーディオトラックにポンと置いて、そこから色々膨らまして作った。後に、男性ボーカルのサンプルをモーガンに歌ってもらった。(木村達司)

10. Kodaphone Opera
Music by Morgan Fisher
Voice samples by Miyako Koda
All other tracks and mix by Morgan Fisher

素晴らしく、神秘的な声を持つ友人、甲田益也子さんの声をサンプリングし、それを使ってまるで生きていて呼吸してでもいるかような鍵盤を"演奏"したのはとても楽しかった。タイトルに含まれる“phone”という単語は、電話機(telephone)、拡声器(megaphone)、サックス(saxophone)のように音を発する機器を表すので、甲田さんの声を発するキーボードをKodaphoneと名付けた。この曲のベースになっている部分はカセットテープにアイデアスケッチとして保存していたものをそのまま使っている。そのある種lo-fiな質感がKodaphoneによる甲田さんの人工的な"歌"と良い感じに融合していると思う。(Morgan Fisher)

11. Seashell and Quaoar
Music and lyrics by Toshiyuki Yasuda
Vocals by Robo*Brazileira
All other tracks and mix by Toshiyuki Yasuda

「GeoSonix」という画像から音を生成するアプリケーションを使いつくったベースライン(頭で考えてはなかなかできないフレーズ)を土台に、僕の歌手エイリアス「Robo*Brazileira」が歌うメロディをつくった。シンセリフは少しクラフトワークのイメージも。貝殻を放り投げたらクワオアー(太陽系外縁天体の一つ)になる、という空想は「2001年宇宙の旅」のようでもあり。(安田寿之)

12. Orgel 3038
Music by Toshiyuki Yasuda
__for_you_to.app (programmed by ondomusic.com), Thumb Piano (crafted by Sage), sinesynth and mix by Toshiyuki Yasuda

7曲目から続く「未来のオルゴール」の後半。何となくこの3つの楽器(ピアノ、カリンバ、サイン波)を選んだが、不思議にかみ合う音色群だった。無人の中で機械仕掛けの音が鳴り続けるイメージですが、あと1000年経ってもちゃんと人類が生き残っていますように..。(安田寿之)

13. Patterning
Music by Morgan Fisher
All tracks and mix by Morgan Fisher

Phillip Bimsteinというアメリカ人の友人がいる。彼は素晴らしいミニマル・アメリカーナ・ミュージックの作曲家で、今風なデジタル・サンプリングとフォークを融合させるという面白い手法を用いている。彼のサンプリングのスタイルはとても有機的で、動物の声、ネイティブ・アメリカンの声や歌、あるいは卓球の音、、、etc。この曲では彼の手法にインスパイアされて、ナイフの刃の部分をテーブル上に固定して柄の部分を震わせた音をサンプリングした。学生時代のランチタイムに教師への意地悪としてよくやったものだ!そのサンプリング音と幾つかのエレピのループが基本になっているのだが、エレピのループは “Morgan’s Organ”と題して東京のSuperdeluxeに於いて2003~2013年の間に100回行ったライブ・パフォーマンスの音源から使っている。(Morgan Fisher)

2013-04-24

今陽子: 今昔歌~ピンキーの男唄~



Arrangement (with Jazzida Grande)

今陽子: 今昔歌~ピンキーの男唄~
[Warner Music Japan Inc.]

今昔歌〜ピンキーの男唄〜 - 今陽子
Amazon.co.jp

1. セクシャルバイオレット No.1
2. 悲しい色やね
3. わかって下さい
4. さよならをもう一度
5. 夢の途中
6. バン・バン・バン
7. ダンシング・オールナイト
8. もうひとつの土曜日
9. 飾りじゃないのよ涙は
10. そっとおやすみ
11. 君に会いたい
12. 恋の季節~ラテン・ヴァージョン~(* Bonus Track)

2013-03-10

Beyond Ipanema



Appears in a TV documentary "Beyond Ipanema" produced in New York whose theme is the influence of Brazilian music outside of the country. To be broadcasted on March 10 9:30 p.m. in Brazil. (archive here)

ニューヨークで制作されている「ブラジル音楽がどのように世界に広がったか」というテーマのTVドキュメンタリーシリーズ「Beyond Ipanema」に出演しています。3/10 21:30から現地ブラジルで放送予定。(こちらで視聴可)

Toshiyuki Yasuda in Beyond Ipanema

2013-03-03

音楽家の写真展



音楽家の写真展

誰が音楽録音作品は複製するものだとしたのか? 
誰がその数が多ければ成功だとしたのか?
複製物なのにプロテクトするのはなぜ?

そんな前提や疑問を覆すため、ここに音楽の新しい公表方法を提示します。



音楽家3名がそれぞれの感性で写真を撮影、それぞれの写真のためだけに一般流通しない「1点物」の音楽(サウンドトラック)を制作、「1枚の写真+そのサウンドトラック」のセットを、カスタムメイドの美しい額にiPod shuffle(CDやデジタル配信より高音質な24bitの音楽データ入り)が組み込まれた形で展示、販売します。
会場でのみ聴くことができる、3名のコンピレーションともいえます。

-

出展者:
安田寿之一ノ瀬響伊藤秀樹

-

<オープニング>
2013/2/1(金)19:00-22:00
参加費:2,000円(軽食(Les Rendez-vous de Tokyo製)付き、ドリンク別)
安田寿之、一ノ瀬響、伊藤秀樹によるトークセッション、交流会あり。

<通常開催>
2013/2/2(土)、2/3(日)11:00-19:00

2/8(金)18:00-22:00
2/9(土)、 2/10(日)11:00-19:00

2/15(金)18:00-22:00
2/16(土)、2/17(日)11:00-19:00

2/22(金)18:00-22:00
2/23(土)、2/24(日)11:00-19:00

3/1(金)18:00-22:00
3/2(土)、3/3(日)11:00-19:00

入場料:1,000円
予約不要ですが、混み合う場合は入場・視聴をお待ちいただくこともございます。

-

会場:
foo
住所:106-0044 東京都港区東麻布2-28-6
電話:03-3584-0286(サイレントヴォイス)


-

ご来場に際して:
ヘッドフォン/イヤフォンをご持参下さい。(iPodに挿せるミニプラグのもの)

ご購入に際して:
本展では一般流通することのない1点物の楽曲込み額装写真作品を販売いたしますが、コンテンツ(音楽、写真)の著作権を販売するものではありません。
iPod shuffleの付属品も全てお付けいたします。

主催:
安田寿之、一ノ瀬響、伊藤秀樹

企画、制作:
MEGADOLLY

額制作:
DEMIOURGIA

プリント:
株式会社イーストウエスト

協力:
silent voice

2013-02-06

Firo: Brilliant Daze



Distribution to iTunes Store by MEGADOLLY

Firo: Brilliant Daze
[ryoondo-tea DES041]

Brilliant Daze - Firo

01 Deflexion
02 Izabella
03 Aerial
04 Cross My Mind
05 With Your Light
06 Glisten
07 Plenty of Love
08 If You Say So
09 Marineglide
10 Sunflower



Firo史上、こんなにスリリングな1枚があっただろうか。
Firoの空間電子音楽の世界に新たなページを加えるめくるめくブリリアント・エレクトロニクス。


綿密に構築された音響設計、きらびやかに躍動するリズムとメロディ。
エレクトロ、ダブステップ、チルウェイヴ、シンセディスコなどといった現在進行形のエレクトロニック・ミュージックへのシンパシーを感じさせつつも、持ち前のアンビエント感とポップセンスを縦横無尽に駆使する、めくるめくブリリアントなFiro世界が展開。
Firoの空間電子音楽世界に新たなページを加える、その名もブリリアント・デイズ。
(涼音堂茶舗)

2013-01-15

SPACE SHOWER TV CAMPAIGN2

株式会社スペースシャワーネットワーク「SPACE SHOWER TV CAMPAIGN」のCM音楽を制作

Production of SPACE SHOWER NETWORKS INC. “SPACE SHOWER TV CAMPAIGN” CM music

2013-01-01

Happy 2013!


(a view of Osaka from my hometown Takarazuka, 2013.1.1)

Happy 2013!
See you through music. Keep breaking conventional rules. And restart a jog :)
From here on.

今日から2013年、よろしくお願いします!
音楽を通して皆様にお目にかかれれば幸いです。つまらない前提を壊し続けたい。ジョギングもまた開始しよっと。